神大と六甲祭とプラネタリウム
この週末は神戸大学では六甲祭という学園祭があったようです。
のもとがいるエリアは全然関係ない雰囲気なのですが、上のほうの経済・法学部エリアで盛大に行われているらしいのと、化学科のM2とB4がお店を出しているらしいので、ちょっと見に行ってみました。
のもとは六甲祭は神戸に来たばかりの一昨年も歩いてみたので、行くのは2回目ということになります。
前回も思ったのですが、六甲祭ってキャンパスのいろんなところ(5~6箇所)で屋外ライブが行われている雰囲気が好きかな。神戸大の歴史的な建物と緑の中にバンドが点在しつつ、場所によってロックだったりジャズだったり。特に前回は法学部建物入り口でやってるジャズ系のステージの雰囲気が好きだったのですが、いつのまにか建物が改装されてずいぶんと観客と距離ができてしまっていたのが残念。
ともあれ、歩いていたら、神戸大の天文研究会のプラネタリウムのポスターがあったので、折角来たので…と、ふらふらと入ってみる*1。とりあえず、のもとが番組内で一瞬だけ見ることができたプラネメカ自体を描写してみるに…
- ドームは5メートルくらい?。20人くらいが入っていたような…。材質は外側黒・内側白の布を使ったエアドーム。人が出入りするとしぼむ。遮光に関しては部屋自体を遮光している。
- 恒投はピンホール式。おそらく40センチくらいの台所用ボール2個に穴を開けている。星像綺麗。ちゃんと足元に星が映らないようになっているのかな。上下分割についてはオリオンの胴体が少しだけ長い。
- お話の都合かシリウスはピンホールだけどベテルギウスが一等星投影機で赤く投影。
- 日周・緯度は設定可能(自動か手動かは不明)。投影機を支える緯度用の棒は木製の台で保持。
- 星座絵は懐中電灯の前に星座絵を描いたスリットを置いて表示。
- 室内灯は投影機付属の豆電球?4個。朝焼け・夕焼けも豆電球1コを投影機側から照射。
- 投影機は1人で操作。もう1人が解説担当でした。
というふうに、のもとには見えました*2。
ちなみに入ったのは15時15分くらいからの回。
普通のプラネの解説とは違って、解説担当の方1人で一人芝居というか朗読風にお話するというスタイルがのもとにはすごく新鮮でした。
番組終了後帰る途中、「大学のサークルってどうしてわざわざ学園祭にプラネタリウム作るの?」って某プラネ会社のいちばんえらい人に以前聞かれたのをそういえば思い出しました。
今考えてみるに、結局プラネタリウム制作って、天文サークルにとって費用対効果がすごく高いイベントなのかなぁ…なんて思ったりします。みんなで学園祭に出し物を出すことで結束力が高まり、完成して綺麗と言ってもらえて満足感もあり、見栄えがして宣伝効果もあって、しかも素人にもそれほど難しくなくて極端に高くもない。最悪投影機は2万も出せば買える。しかも1度作ると当分使える*3。
それにしても。
のもとが駒祭でプラネやってから、いつにまにか11年!*4。
過ぎてしまった時間の長さを感じつつも、今も昔も変わらない普遍的なものも感じたような気がした今日このごろだったのでした。
[1] 考えてみたら、のもとは他所の大学の天文サークルのプラネタリウムって、10年位前に都立科学技術大でやってたのに入ってみただけなのね。そもそも、他大学の学園祭自体神大含めて2箇所しか行ったことないし…。
[2] 写真をhttp://phe.phyas.aichi-edu.ac.jp/~phoenix/plane/planet_links.htmlに発見。
[3] 地文研みたいに毎年作り直すなんてことをしなければね…まぁ毎年プラネを最初から作り直すところなんて他にはないかもしれんが…。
[4] ちなみにのもとの現上司は地文研がプラネを始めた頃の代の人なので1回り+αくらい差。自分の代から今の現役生までがやっぱり1回りくらい。同じくらいの時間が経ったのか…orz。
そういえば今年の駒祭は再来週でしたっけ…。
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