2010年7月17日 (土)

初案内役@科学ライブショー「ユニバース」

東京北の丸、科学技術館シンラドームで毎週土曜日に行われている科学ライブショー「ユニバース」で、初めて案内役を担当しました。のもとはライブショーのスタートの頃(当時大学生でした)からこのライブショーには関わっていて、当初のアシスタントからライブショー用プログラム・Web開発、さらに最近はゲストをやることはありましたが、ユニバース始まって15年目にして初の案内役です。

続きを読む "初案内役@科学ライブショー「ユニバース」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月27日 (日)

NoAのドーム立体視化

20100626noa1s 7月のユニバース案内役に向けてHippLinerのドーム立体視化は日本語化もしてひととおりの機能がついたので、今度は旧ユニバースで使われていたプログラムの中でまだドーム化されていなかった「ニュートンの林檎(NoA)」のドーム化に取りかかりました。

 NoAは太陽系惑星の動きをニュートンの古典力学の方程式に従いシミュレートするプログラムで、太陽の質量やら惑星の質量・速度・方向を任意の値に設定して実際にシミュレーションさせることができるといった、Mitakaのような通常のプラネタリウムソフトとは全然方向性が違うプログラムです。もし地球の速さが突然2倍速くなったら!?とか、地球の回転の向きが違っていたら?、太陽が突然消滅したら!?…なんていう「もしも!?」を実現することができます。

続きを読む "NoAのドーム立体視化"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月10日 (土)

ドーム内で星座線とか相対論モードとか

今週は星座線と星選択と相対論的宇宙航行とか星の名前とかいろいろつきました。

20100410hipplinerdomes

宇宙空間を自由に飛び回れるモード(宇宙空間の自分がいる位置に応じた星の等級を各々計算して表示しています。)を今回初めて作ったのですが、我ながらこれはなかなか気持ちいいモードです。現状、シリウスとかベガとかプロキオンが地球から見ても立体視すると飛び出る状態になっているのがまず面白くて、さらに星座線を描画してその中を動くと、まるで星座線の林の中を動くみたいで良い感じ。速すぎると目が回りますが…。

どうして今までこの機能つけなかったんだろう…。

相対論的宇宙航行モードは速度の調整機能をつけていないのでまだまだです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年4月 4日 (日)

ドームで立体視

今週はドームで立体視。空間移動の操作系&等級再計算機能もつけて、宇宙空間遊泳ができるようになりました。

20100403stereodomes

続きを読む "ドームで立体視"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月28日 (日)

HippLinerのドーム投影

20100327domehipplinerori できた!!

まだ星空が見えるだけの非常に原始的な状態ですが、HippLinerがドームに投影できることは確認しました。で、シンラドーム内で写真を撮ってみたのがこんな感じ。予想以上に本物っぽい写真になって びっくり。

続きを読む "HippLinerのドーム投影"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年5月30日 (土)

HAYABUSA ―BACK TO THE EARTH―

大阪市立科学館で今年度上映されている全天周映像番組、「HAYABUSA ―BACK TO THE EARTH―
何人かの方が絶賛していたので見てきました。

下の予告編は枠付きですが、実際はドーム一杯に映像が広がります。ドーム一杯に!!

何も期待せずに見に行きましたが、
これ、凄いです。

のもとが見たことある全天周映像番組の中でも間違いなく最高です。
映像の美しさと作り込み、ドームの使い方、全天周での3D映像の歪み・破綻の避け方、全体進行…。
大阪で1日1回しか上演しないのはもったいないと思います…。

いずれにせよ、題材であるHAYABYSAプロジェクトというもうとてつもないプロジェクトが、データ提供などありとあらゆる協力が得られる日本国内の宇宙開発プロジェクトであるからこそ、この番組を作れたんだろうなぁ…と思うと、宇宙探査プロジェクトを行うことの意義と威力も感じたのでした。

現在は大阪市立科学館(43分版)と日立シビックセンター天球劇場(26分短縮版)で。来週末からは府中市郷土の森博物館(43分版)で上演が行われるようです。
これはもうなんというか、是非見に行ってください…と言うしかないですね…。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年1月17日 (土)

未来館ドームシアターガイア

そういえば先週東京に行ったとき、未来館で立体視ドームシアターがオープンしたと聞いたのでちょっと行ってみたのでした。
オープンしたばかりだから早く行かないと見えないかもよ…と言われたので開館時間の朝10時に未来館へ。
20090111miraikan1 20090111miraikan2 なんだなんだ、この大行列は。さすが山手線にポスター貼ってるだけのことはあるな…と思う。まぁ初日2日目に人が来なかったら終わってるわけだが…。ともあれ、来てしまったものは仕方ないと並ぶ。入館するのに20分、ドームシアターの予約券を発行するのにさらに30分ほど。予約券発行時には既に午前3回分の予約は満席。

まぁそんなわけで、一旦買い物に出かけた後午後3時に再び未来館に帰ってきてドームシアターを見たわけです。15時10分くらいにドームに行ったら入り口前にまた人が
並んでいて、並びに並んだ末に入り口で立体視眼鏡を受け取って無事シアターへ。さすが資金力のあるJSTというべきか、infitec立体視眼鏡は視野角の広い高価なやつを使ってます。

ともあれ、1回目の上演では正体不明のトラブルで途中で中止になったから止まったらごめんなさいね、と言われた後上演開始、「バースデイ ~宇宙とわたしをつなぐもの~」。太陽系から始まって天の川銀河、宇宙の果てまで(だったと思う)。一番最後に「これが今日の星空です」と、メガスターの星が少し投影されて無事終了。この回はサイエンスコミュニケータの生解説ということで、最初に前方に出てきたおねえさんが20分1度も詰まることなく滑らかに完ぺきなナレーションを続けられたのが最大の驚きかも。

で、番組の作り方として見ると、3D立体視映像としての見栄えはあまり優先されていないかなぁ…というのが見終わってまず思ったこと。ドーム3D立体視としてのもとはシンラドームの「コズミック・ディスカバリーズ」と「セントラルドグマ」も見ているわけですが、コズミック・ディスカバリーズが良くも悪くも、とにかく見栄えがするカットを見せることを最優先にした作りになっているのに比べると、バースデイはすごく淡々としていて、ドーム立体視は凄い!と思わせるインパクトがある作りにはなっていないかなぁ…と思ったのでした。

せっかくの立体視ドームシアター。他のエンターテインメントと比べてもインパクトのある番組をみんな作って下さいよ。

そのあと未来館の展示を見てから帰ったのだけれど、常設展示で日本電子のSEMが髪の毛をずっと写し続け、AFMがDVDの記録ピットを写し続けていました。
20090111miraikan3
あのSEMとAFM、予約すると使いたい人が見たいサンプルを見えるようなシステムにすると面白いと思うんだけど。1日中同じ画面が表示されてるよりは誰かが操作して観察しようとしてるのを見せた方がずっと面白いのになぁ…と思ったので、なんか勿体ないなぁ…とちょっと思ってしまった日曜のひとときでした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年11月25日 (火)

5年ぶりの駒場祭

20081123komaba この週末はうまいこと東京にいたので、ひさしぶりに駒場祭にも行ってみました。
5年ぶりの駒場は驚きの連続。
学館が閉館していたり生協&生協食堂が移転していたり、5号館が改装されて新しくなっていたりそのほか新しい建物がいっぱいできていたり…。
新しい生協購買部付近なんて、ここは一体何処の私大?な気分。
20081123komaba2

20081123komafes2tai  しかしそんな中でも、第2体育館周辺はまだ昔とあまり変わっていません。 入り口も一緒。でも、ドームは12メートルと1回り大きくなってフランジも高くなって、以前と比べてずいぶんと余裕がありそうです。レンズ式投影機もいつのまにか、来年くらいには10周年になんじゃないかしら。…ってそうか、今年はエアドーム15年目くらい?…と考えてみて、数のオーダーが10になっているのに愕然。

いつのまにか過ぎ去ってしまった時間を、どうしてもっと有意義に過ごせなかったのか。駒場を歩いてみて改めて哀しく感じられた週末なのでした…。

そしていつのまにやら今日は11月25日か。
それにしても、駒場ってなんか独特の雰囲気があるよねえ…。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年11月24日 (月)

シンラドームとユニバース

この週末はユニバースのゲストでした。
 のもとは8月のオープン直前以来東京に行っていなかったので、完成した投影番組やライブショーを見たのは今回がはじめて。8月には影も形もなかった入り口のプロジェクター投影やシンラドーム&ライブショーのオープニングなど、3ヶ月のうちに綺麗にできあがったものだと感心。
 通常番組も見ましたが、スタッフロールが見たことある名前だらけなのににやり。コズミック・ディスカバリーズはやっぱりUniviewの映像綺麗ね。ナレーションが比較的少なく、とにかく映像に情報を詰め込んで魅せる雰囲気は「勉強」っぽくなっていなくて良い感じ。いやまぁ、Univiewの格好良いシーンをとにかくつないで映像作ったんだろうなぁ…とは見ながら思ったんだけどさ。
 セントラルドグマは3Dモデルが点と線じゃないから立体感あるね。分子マシンがメカメカしくて格好良くて良いんだけど、これ、各分子マシンのデザインをどこまでちゃんと作ったかとか解説展示をつけると一石二鳥で面白いと思うな。…というわけで、のもとは分子論的に考えるとこれどうなるんかな…とか、本当は周りに大量の他の分子もいるはずだから、砂場の中の砂金を探し出すみたいな感じの確率的な化学反応の組み合わせで動いてるはずなんだよな…とか思いながら見てました。

ともあれ、これからもドームで立体視して楽しいいろんなコンテンツができるといいですね。
20081122synra
写真は超広角レンズ(35mm換算18mm)で撮影したドーム内景。
1秒,4秒,15秒,60秒露出の4枚のJPEGからHDRで合成。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 8日 (土)

天文ガイドにシンラドーム&ユニバース記事が…

天文ガイドにシンラドームユニバース記事が載っています。
なんかユニバース関係者集合写真も載ってたから思わず天ガを買ってしまいました。
半田さんの天文学コンサイスの記事ね。
それにしても天文ガイド買ったのってものすごくひさしぶりだ…。

そうそう。
この集合写真はのもとのカメラで撮ったやつなんだけど、オートで撮ったらシルバースクリーンにフラッシュが反射してほとんど失敗写真だったのをそういえば思い出した。露出時間もっと長くしとけとけば良かった…と後悔ながらなんとか後から見えるように補正したんだよなぁ。
みなさん暗いところで集合写真を撮るときにはくれぐれも露光時間には気をつけましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)